院内ニュース

2017.12.28

酸蝕歯を予防するには

皆さんこんにちは。サンシャイン歯科の笹井です。
クリスマス、お正月と楽しい時期を前に風邪などひかないように体調管理には特に注意しましょう。
みなさんはお口のケアをどのように行っていますか?ハミガキだけの方、フロス、マウスウォッシュ等を併用されている方、キシリトールを食後や就寝前に摂取されている方、様々だと思います。口腔内のケアを正しく行うことは、虫歯や歯周病の予防に効果的です。ハミガキだけでは、約60%の汚れしか取れないといわれています。フロスやマウスウォッシュを併用する事で、歯ブラシでは届かない歯間の汚れや口腔内の菌の繁殖を防ぐ事が出来ます。また、食後や就寝前のキシリトールは虫歯菌の働きを抑制し、虫歯菌の増殖を防いでくれます。摂取する際は、出来るだけキシリトール100%の物を選びましょう。
 虫歯、歯周病は一度なってしまうと、どうやって自分の歯を残すか、という被害を抑える治療になってしまいます。さらに最近第三の歯の疾患として、近年注目されているのが酸蝕歯です。虫歯や歯周病とは違った形で歯にダメージを与えるこの症状は、食生活による影響が大きく、知っている事で予防に繫がるので、是非気をつけてもらいたいです。
 酸蝕歯とは、その名前の通り、歯が酸に浸蝕され、表面のエナメル質が溶けてしまう症状です。通常、酸性度の高い食べ物を食べても、唾液が中和して問題にはなりませんが、長時間にわたって少しずつ飲んだり、食べたりして、口の中に酸性のものが長時間あると唾液の中和スピードよりも酸による浸蝕のスピードが勝ってしまい、歯のエナメル質が溶けてしまいます。これにより虫歯ではないのに、歯が溶けて治療が必要になるケースが増えています。虫歯は部分的に浸蝕されていきますが、酸蝕歯は全体的に溶けるので、被害を受ける面積が大きく、早めに対応しなければ多くの歯を削ることになってしまいます。
 酸蝕歯を予防するには、口の中に酸性のものが長時間存在するのをなくす事が大切です。食事の時間を決め、柑橘系の飲み物や酸性の食べ物を長い時間かけて摂取する事は控えましょう。また、飲食の後にはハミガキ、うがいをしっかり行い、酸を口の中から流しましょう。
 虫歯にも酸蝕歯にも共通に言えることは、間食や飲食の回数が多く、口の中で糖や酸が広がっている時間が長いと、どちらも症状が進行しやすく、これらを抑えてハミガキやお口のケアを行う事で、大きくリスクを減らせると言う事です。
 これから、クリスマスに忘年会、お正月と食事を楽しむ機会が増えるシーズンになります。食事の後には必ずハミガキを行い、お口の健康管理に努めましょう。