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2018.9.29

入れ歯の歴史

『入れ歯の歴史』
 皆さんこんにちは、サンシャイン歯科の笹井です。最近は昼暖かいのに、朝晩が寒いという体に負担のかかりやすい季節ですね。体調は大丈夫ですか?昼暖かいからといって涼しい恰好で出かける際には、羽織るものも持って出かけるようにしましょう。体を冷やすとあまりよくありません。体調管理に気を付けて冬に備えましょう。
『入れ歯の歴史 ~最古の入れ歯とは!?~』
さて今回は入れ歯の歴史についてお話させて頂きます。現代ではインプラントやブリッジといった治療法がありますが、歯が抜けてしまった後の治療法として入れ歯は古くから存在します。紀元前25000年頃にはエジプトで義歯のようなものを使われた形跡が発見されています。昔の義歯は象牙や獣骨を歯の形に削って、それを健康な歯にくっつける方法が使われており、様々な接着法を昔の人たちは考えていました。人間は食事を楽しむ生き物です。昔の人たちも、歯がなくなって食事を楽しめなくなる悲しみを無くすために、色々な方法を試行錯誤したのだと思います。
『入れ歯の歴史 ~日本ではどうなの?~』
 日本でも古くから入れ歯のような義歯は使われています。古いものだと弥生時代に使われていたであろう蝋石製の義歯が発見されています。国内に現存する最も古い義歯は、和歌山市成願寺の尼僧佛姫(俗名中岡テイ、一五三八年没)の木床一木造りの上顎総義歯です。現在発見されている日本の義歯はほとんどが木製で、実用性も大変優れたものです。この木製義歯制作のルーツは安土桃山時代頃から、仏像などを彫っていた仏師が仏像彫刻の注文が少なくなり、生計を立てる為に作り始めたといわれています。その後、入れ歯を作ることを専門とした集団が生まれ、口内入れ歯師といわれるようになりました。彼らの中には、義歯制作だけではなく、抜歯や歯科治療を行う事が出来るものがおり、そういった人たちが歯医者と称されたようです。彼らが口内医と異なる点は、医学的専門教育を全く受けておらず、師匠からの教えや経験、修行による技術によって、その知識を得て医療を行ってきた事です。当時口内医にかかれない人たちにとって、彼らの存在は大変ありがたいものでした。
『入れ歯の歴史 ~近代編~』
近代に入ると、ゴムやアクリル、金属など様々な素材で入れ歯が作成され、試行錯誤が繰り返されています。最近では、インプラントでも活用されているチタンが注目されている。チタンは小さくても頑丈で、人体への影響も少ない優れた素材です。これを入れ歯の床の応用する事で、薄くても強度のあるものが作成できないかと研究が続けられています。
『大切な歯を守るために!』
これまで多くの人たちが、歯を失いそれを補おうと努力を重ねてきました。今でも試行錯誤は続いています。現在、歯を失う原因の一位は歯周病です。歯周病は、症状が少なく、気が付いたら歯がぐらぐらして抜くしかなくなってしまう恐ろしい病気です。そしてこの歯周病には、日本人の約8割が感染しています。原因が分かっている現在の私たちだからこそ、しっかりと対策を行い、歯を失わないようにしましょう。どんなに優れた治療法も、元々の歯にはかないません。そして優れた治療を行うには、金銭的コストがかかります。私たちの口には、復元しようとしたら多くのお金がかかるであろう歯がすでに備わっています。大切な財産である歯をしっかり守ることで、食事する楽しみを守ることができます。そのためにはお家での予防と歯科での定期的なメンテナンスが必要です。後々に後悔しないためにも、早いうちから予防意識をしっかり持っていきましょう。